その他
自己パフォーマンスを最大化させるフロー現象。
宮本武蔵をご存知でしょうか。
江戸時代初期の剣術家、兵法家。二刀を用いる二天一流兵法の開祖らしいです。
宮本武蔵は「五輪書」という兵法書に、「人は揺らぎ、とらわれると死ぬ。」と表記しています。
真剣で戦っていた時代、ノンフロー(集中力を欠いた状態)で
パフォーマンスの質が下がってしまったら、
それは即刻、「死」を意味していたということです。
それくらい意識を集中して戦いを行っていました。
現代でも、イチロー選手のバッティングや、羽生名人が将棋を指す姿を見ると、
フロー(完璧な集中力)状態に入っていることが分かりますね。
他人と違う成果を出すためには、目の前の活動に完璧に没頭できる
「フロー」状態を創り出すことが必要だということです。
私も、このフロー状態を何度か経験しています。
例えば、テニス部だった学生時代、
一人で残って練習を続け、暗くなってもサーブ練習をしていたり、ボールを追いかけていました。
仕事においても、時間が止まったように集中して、
ふと時計を見ると5時間6時間作業をしていた、
というようなことも今でもあります。
これらのような現象は目の前のことに「本気」だからこそ、できたことです。
私達は幸運なことに、フローにならなくても便利で江戸時代なような事のない時代に生きています。
しかし、だからこそ、本気になることが出来ないとも考えられますね。
そのような中で、他者よりも優れた成果を出すためには、
私達は自ら、フロー状態に導かなければいけません。
その為に、ノンフローに導くような無駄なモノやコトを削ぎ落として、
目の前のことに「本気」になる習慣を付けていくべきですね。
フロー状態になることで、多くの成功事例を出し続けるハイパフォーマーという方は企業にはたくさんいらっしゃいます。
そういったハイパフォーマーを賞賛しスター性を演出することで、周りのスタッフへ良い影響を促す企画に進化させる
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