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ARが周年イベントを変える!新しい技術で参加者を驚かそう!
1. はじめに
周年イベントは、企業や組織にとって重要な節目を祝う大切な機会です。10年単位や20年単位で開催されることが多く会社にとっても参加する社員にとっても思い出に残るイベントになることは間違いありません。特に会社にとっては節目という事で、会社のビジョンや歴史を振り返り、未来を描いてもらうメッセージを発信する最高のステージとなります。
そこで、今回は最新技術であるAR(拡張現実)を活用し、周年イベントの魅力を大きく向上させることのできる企画をご紹介していきます。
ARとは、スマートフォンやタブレット、専用のデバイスを使用して、現実世界にデジタルコンテンツを重ねて表示する技術のことです。
イベントの演出や体験型コンテンツとして活用すれば、参加者を驚かせ、記憶に残るイベントを作ることができます。本記事では、ARが周年イベントをどのように変えるのか、具体的な活用方法と成功のポイントを詳しく解説していきます。

2. ARを活用することで周年イベントが変わる理由
1. 参加者のエンゲージメント向上
従来の周年イベントでは、スピーチや映像上映、記念品の配布などが主流ですが、受動的な要素が強くなりがちです。しかし、ARを活用することで、参加者が自ら体験するインタラクティブな企画が可能になり、イベントへの没入感が高まります。例えばこちらのような体験型の周年イベントを開催することが出来ます。
2. イベントの記憶に残る体験を提供
ARによる映像演出やゲーム、記念コンテンツを取り入れることで、イベントが一層特別なものになります。視覚的にインパクトがあり、他では体験できない要素が加わることで、参加者の記憶に深く刻まれるイベントを作ることができます。
3. SNSでの拡散効果アップ
参加者が思わず写真や動画を撮りたくなるARコンテンツを設置することで、SNSでの拡散を促進できます。企業の周年イベントの話題性が高まり、ブランドの認知度向上や企業文化の発信にもつながります。
3. ARを活用した周年イベントのアイデア10選
- AR招待状:印刷された招待状にスマホをかざすと、創業当時の映像や代表メッセージが浮かび上がる仕掛け。
- ARフォトブース:会場内に設置したフォトブースで、過去の社史や未来の企業ビジョンと一緒に写真撮影が可能。
- バーチャル創業者との対話:創業者や歴代社長の3DホログラムをARで再現。
- ARヒストリーボード:企業の歴史をまとめたパネルにスマホをかざすと、過去の映像やエピソードが浮かび上がる。
- ARクイズ&スタンプラリー:会場内のポイントを巡りながら、スマホでクイズに挑戦。
- AR商品・サービス展示:未来の新商品やサービスをARで疑似体験できる展示ブースを設置。
- ARメモリアルウォール:社員の功績や過去のプロジェクト成果をARで表示。
- バーチャルパフォーマンス:ARを活用した未来的な演出やダンスパフォーマンス。
- ARギフト・記念品:記念品にQRコードを組み込み、特別なメッセージや映像を表示。
- ARスピーチ&プレゼン:社長や幹部のスピーチをARで視覚的に強化。
4. AR導入のポイントと注意点
1. 必要な機材と技術
ARを活用するには、参加者が簡単にアクセスできる環境を整えることが重要です。
具体的には、以下の機材や技術が必要になります。
- スマホアプリ→ARを表示するための専用アプリを事前に開発・選定します。WebAR(アプリ不要でブラウザ上で動作する技術)も選択肢に入ります。最近はWEBARの方が使用しやすいことが多いかもしれません。
- ARマーカー→特定の画像やQRコードをスマホでスキャンすると、ARコンテンツが表示される仕組み。これを使えば、簡単にAR体験ができます。
- 専用端末(必要に応じて)→イベントの規模によっては、ARゴーグルやタブレットなどを会場に設置し、特別な体験を提供できます。
ARの導入には、専門の知識も必要になってくるため、一度相談をいただくことをお勧めしています。GROWSでも周年イベントなどでのAR企画のご提案を行っています。是非ご相談ください。
2. 参加者の利便性を考慮
せっかくARを導入しても、操作が難しかったり、アプリのダウンロードが面倒だったりすると、参加者が体験しない可能性があります。そのため、次のような工夫が必要です。
- 直感的なUI/UX設計→誰でも簡単に操作できるように、画面の案内やナビゲーションをわかりやすくする。
- QRコードの活用→専用アプリのインストールが不要なWebARを使えば、参加者はQRコードをスマホで読み取るだけでAR体験ができます。
- 事前の周知→イベント前に「AR体験の方法」について簡単な説明を案内し、参加者がスムーズに楽しめるようにしてあげましょう。
3. 予算とコストの見積もり
AR導入にはコストがかかりますが、無理なく導入するためのポイントを押さえましょう。自社の企画や予算に合わせて設計することが大切です。まずは企画を設計し、予算感を計算してみましょう!
新しい企画を実装する際にはわからないことも多くあると思いますので是非ご相談ください。
- 段階的な導入→最初から大規模なARシステムを用意するのではなく、QRコードを使ったAR招待状やフォトブースなど、簡単なものから導入していくと予算を抑えられます。
- 外部サービスの活用→独自にARを開発するよりも、既存のARプラットフォーム(例:Spark AR、8th Wallなど)を活用するとコストが削減できます。
4. 技術トラブルへの備え
イベント当日に技術トラブルが発生すると、AR体験がスムーズに進まない可能性があります。そのため、以下の準備が重要です。
- 事前テストの実施→本番前に、スマホの機種ごとに動作確認を行い、トラブルを未然に防ぐ。
- ネットワーク環境の整備→ARコンテンツはインターネット接続が必要なことが多いため、会場のWi-Fi環境を確認しましょう。ネットワーク環境はとても重要な為、要注意です!
- サポートスタッフの配置→操作方法がわからない参加者のために、ARに詳しいスタッフを会場に配置し、スムーズなサポート体制を整える。
まとめ
ARを周年イベントに導入するには、必要な機材・技術の準備、参加者の利便性確保、コストの見積もり、トラブル対策が重要です。特に、参加者が簡単に楽しめるように、シンプルなUIとアクセスしやすい仕組みを用意することが成功のカギになります。少しずつ導入して、効果的なARイベントを作り上げましょう!
5. ARを活用した周年イベントの成功事例
1. 大手IT企業の創立50周年記念イベント
ARヒストリーボードを設置し、スマホをかざすと創業当時の写真や動画、未来のビジョンが浮かび上がる仕組みを導入。若手社員からの評価が高く、会社の歴史を楽しく学ぶことができました。
2. 自動車メーカーの100周年イベント
ARを活用した試乗体験を設置し、最新の電気自動車のインタラクティブなプレゼンテーションを提供。SNSでの拡散効果も抜群でした。
3. 商社の創業70周年記念パーティー
ARメモリアルウォールを活用し、過去のプロジェクトや社員の活躍エピソードを表示。参加者の感動を呼び、社内の一体感を深めました。
社長との記念撮影企画の事例のご紹介です。創業社長との思い出の写真が撮れるのもARの良さでもありますね!
6. まとめ ARを活用して未来の周年イベントを創ろう
ARを活用することで、周年イベントはより魅力的でインタラクティブなものになります。簡単なARコンテンツから導入し、少しずつ活用の幅を広げることで、企業のブランド力を向上させることができます。
また、ARは参加者の記憶に残りやすく、SNSでの拡散効果も期待できるため、イベントの成功に大きく貢献します。テクノロジーを活かした新しい周年イベントの形をぜひ取り入れて、参加者に驚きと感動を提供しましょう。
未来の周年イベントは、AR技術とともに進化していくと思います。今こそ、あなたの企業のイベントにもARを取り入れて、参加者の心に残る特別な体験を創り出してみませんか?!
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